製品選定時の考察や、おすすめ製品をご紹介します。

おすすめ製品

洗車のノウハウ④、蒸発による自然乾燥を避ける

拭き取り

 実はノウハウ①でほぼ書いてしまいました。
 クドクならないよう、サラリと行きます。

 洗車のノウハウ①「洗車中は車を乾かすべからず」
 洗車のノウハウ②「触れるのは異物を落とした後」
 洗車のノウハウ③「洗車する場所で気を付けること」
洗車のノウハウ④「蒸発による自然乾燥を避ける」
 洗車のノウハウ⑤「仕上げはガラス系で」

 ウォータスポットの発生を回避するため、水分は蒸発する前に手を動かして拭き取りましょう。(ノウハウ①でも書きました、走行して乾かすのはダメ絶対)

拭き取り作業のポイントを以下にまとめます。
◆雨なら拭き取り以後の作業はキャンセル◆
 十分に洗剤を落とし切れている状況まで進んでいれば、拭き取りと以降の作業はキャンセルしましょう。
 洗車場に出かけている場合、自宅に屋根付き駐車場があっても走行後(異物が付着後)は作業を継続できません。
 屋根付きの駐車場が目の前の場合、リスクがゼロではないですが汚れずに移動できるかもしれません。ボンネットがエンジンで温められるので、蒸発が発生する前の拭き取りが必須となります。

◆水分の溜まりやすい場所を把握して念入りに◆
 全体を拭き取った後でも、ルーフレール、サイドミラーの可動部、ガラスのモール部、バンパーの細部などは水分が溜まりやすいです。
 手間を惜しまなければ局所的にブロワーで吹き飛ばすなどしてから、念入りに拭き取りましょう。

==
 洗車後にサイドガラスを上下させるとドア内の水分を拾い上げることがあります。
 いずれドア下の水抜き穴から排出されるものですが、洗車後はしばらくサイドガラスを動かさない方がよいでしょう。
 走行中であればサイドガラスが拾った多くの水分を飛ばせますが、飛んだ先やわずかに残ったガラス表面の水分が拭き上げを中途半端なものにします。日差しが強い場合など、ガラスやボディ面での蒸発、ウォータースポットの発生に繋がります。

洗車の拭き上げ

 左右のドアを開ければ内側下部の水抜き穴から、ボンネットを開ければ前方に溜まった水が左右から流れることもあります。
 ボンネット裏のワイパー付近、ボンネット下にあたるヘッドライトおよびグリル付近の拭き取りもお忘れなく。場所によっては汚れを拾った水が伝い落ち、その後のワックス掛けでボディに異物を擦りつけることになります。


 ご自身の車種で溜まりやすい場所を把握し、拭き取り漏れを無くしましょう。
ハッチバックタイプの場合、リアゲートを開けると屋根との接合部やリアライトの固定ボルト付近に水が残りやすいです。リヤゲート内側の水分もお忘れなく。

コメントを残す