ドッキングステーションを用意すれば、持ち運びの多いノートパソコンでも1ケーブルの抜き差し(ワンアクション)でPCデスクからの離脱/復帰が可能になります。
ノートパソコンに複数本のケーブルが接続されていて、デスクから持ち出す際には全てを外し、戻ってきた際には全てを差す・・・毎日がそんな繰り返しになっていませんか。デスク上も複数本のケーブルが這い煩雑になっているかも。
ドッキングステーションは、ノートパソコンと周辺機器の間で接続を仲介してくれます。決して安価なものではないのですが、利便性とデスク周りの整理を考えた時の有力な選択肢です。
簡単な接続イメージとしては、今ノートパソコンに接続しているケーブル類は全てドッキングステーションに接続します。ドッキングステーションからはUSB-CtoUSB-Cケーブルの1本のみをノートパソコンに接続します。
※ノートパソコンにPD(PowerDelivery)対応のUSB-Cポートが必要です。
ノートパソコンに接続したUSB-Cケーブル1本だけで、周辺機器との接続や電源でさえも賄えるようになります。
ただし、使用中のノートパソコンの消費電力を確認してください。下記の製品であれば最大85Wまでの電源に対応できます。消費電力に対応できるケーブルを使用する前提となりますが、使用環境に応じた長さのケーブルを用意すれば、ドッキングステーションの置き場所も融通が利きます。
また、ドッキングステーションを設けることの利点として、USBポート、SDカードスロットやイーサネットポート、HDMI/DisplayPort(DP)などが増設されます。
最近のノートパソコンでは、インターネット利用時のLAN線が接続できない製品も多いですが、イーサネットポートにLAN線を接続することで通信も安定します。USB機器もドッキングステーションが直接電源供給するのでパソコン側の負担が少なく、より多くの機器を接続して使える点も魅力ですね。
こちらは、機能拡張性が限定的でPDも最大30Wと低めですが、お値段も低めです。
ちなみにドッキングステーション以外の選択肢はUSB-Cハブ(こちらを参照)です。
使用目的は近いのですが、製品によって機能拡張性が若干落ちるのと、USB-Cハブでは別途PowerDelivery(PD)対応の充電器が必要となる点に注意してください。
パソコンへのUSB-Cケーブルも短いものが多く、デスク上での使用が避けられない(ケーブル取り回しの融通が利かない)場合があります。
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