製品選定時の考察や、おすすめ製品をご紹介します。

おすすめ製品

これからDIY、「丸鋸」(まるのこ)ならMakita- M565がおすすめ

材木カット

 DIYで板や2×4材をカットしたいときに必要な丸鋸。直線カットのみの電動工具ですが、使いこなせればノコギリ片手にカットするより何倍も速く正確に、そして綺麗に仕上げられます。

 ホームセンターでは、材木購入時のみ直線1カットを数十円で引き受けてくれるところも多いですが、ご自宅でのカット作業を避け続けることが不便になってませんか。
 丸鋸を用意してご自宅でのカットを検討してみましょう。

 丸鋸は6千円程度から購入できる製品もありますが、本体の性能(仕様)だけでなく付属のベース部分(角度や深さの調整、カットする際のガイドなどの精度)の作りにも注目しましょう。

 数万円の高価な製品であれば、利便性や精度になんの問題なく、快適に作業できることでしょう。今回は1万円少々ですが、比較的安価でDIY向けにおすすめできる製品を探しました。

 このM565で使用する鋸刃外径は165mm、最大の切り込み深さが57mmです。
 一つ上の鋸刃外径190mmが使用できるM585でも68mmとなり、いずれも2×4材の厚み38mmのカットには十分ですが、いずれも4×4材の89mmは一度にカットできません。
 大きな材木に対応できる(大は小を兼ねる的な)工具も魅力的ですが、必要にして十分であればサイズ感や重量の面で取り回しの楽なサイズのほうが良いです。
(高価な製品は回転工具としての付加機能が付いたり、耐久性が高かったり、、です。)

 M565との比較で選考外となった安価な製品は、丸鋸が材木をカットする際の支えとなるベース部分が非常に心もとないものでした。
 板材の中を切り抜く際はベース先端(トップガイド部分)を板材にあてて安定させ、丸鋸を上から落としていきます。そのベース先端幅が狭かったり、凸凹しているものは避けたいですね。
 角度調整や切り込み深さ調整など、平行定規の固定も担うベース部分はしっかりしている製品ほど安心できます。
(高価な製品は更に調整が容易だったり、精度が高かったり、、です。)

 M565はバッテリーを使用せず有線です。電源コードの取り回しには注意が必要ですが、ご自宅作業であれば延長ケーブルなどを用意するだけで安定した出力を得られます。バッテリーが無い分だけ本体も小さく軽くなります。
 バッテリーを複数個用意したり性能劣化を気にする必要もなく、電源の確保できない場所で作業する予定もないならおすすめですよ。

 お値段が少々上がるこちらの製品は、ブロア機能が付いて調整も容易に。
 でも、個人的には木屑を吹き飛ばされれば掃除が大変だとか、M565と同じ鋸刃外径165mmなのに重量は1.4kgほど増えて重いとか考えてしまいました。
 例えれば、、「いつかはクラウン」よりも「小さな車、大きな未来」!?

丸鋸の使用は非常に危険を伴います。以下、ご参考までに。
1.丸鋸に通電させる際は、丸鋸の状態、電源コードの取り回しに注意します。
2.回転する鋸刃に巻き込まれないよう、身なりや周囲に注意します。
3.使用時には十分に回転数が上がってからカットを始め、途中で中断することなく必要なカットを終えます。
4.使用中不意に他者が電源ケーブルを引かないよう、周囲に注意します。
5.休憩時など、安全カバーで覆われた鋸刃を上にして安定させ、電源ケーブルを抜きます。

 

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