製品選定時の考察や、おすすめ製品をご紹介します。

製品の比較

4K or FHD(STARVIS)、前後カメラタイプのVIOFOドライブレコーダーを比較する

ドラレコ

比較するVIOFOドライブレコーダー2製品のリアカメラは同じ仕様(STARVIS センサー採用)。フロントカメラに絞って比較する。
ドライブレコーダーの選定ポイントは、こちらで整理しています。

◆フロントカメラは、4K、130度、非STARVIS センサー◆
製品①はこちら。

1.4K (3840 x 2160 30fps)で日中の映像はかなり高精細が期待できる
 FHD (1920 x 1080 30fps)との情報量の差が大きく、相手車両のナンバープレートなどの判別に有利。
 半面、記憶容量の大きなカードを用意すべきだったり、映像確認時はデータ転送や再生する際にもたつく可能性が高い。

2.夜間特化型のSTARVISセンサーではなく、暗視は期待できない
 明るいF1.8レンズを使用しているため、少しの光量で映る可能性はあるが、駐車監視中など光が乏しい状況では期待できない。

お値段はOP含めて3万円ほどで、日中の4K映像を手に入れるための支払いになっている印象。使い方も違ってくるが、ドライブの記録撮影に使えそう。

◆フロントカメラは、FHD、140度、STARVISセンサー◆
製品②はこちら。

3.FHD (1920 x 1080 30fps)で一般的な解像度
 カタログ上の視野角が140度とわずかに製品①より広いものの誤差の範囲で、製品①②ともに他社製品よりも狭い部類。
 視野角が狭い(情報が絞り込まれている)なかでFHD録画するため、他社のFHDよりも映像は期待できる。

4.夜間特化型のSTARVISセンサーで、光量の乏しい状況でも映る可能性が高い
 非常に明るいF1.6レンズの使用からも夜間特化に振っているのが伺える。
 前を走行する車のナンバープレートなど、夜間はヘッドライトの反射による白飛びの発生が不安だが、車間距離と合わせて刻々と状況が変化するため、個人的には神経質なまでに拘らない。

お値段はOP含めて2万円チョットと、費用対効果のバランスが良い印象。
仕様上で夜間にも強いと思われる製品②に、気持ちが傾きました。

【2020/9 追記】
 製品②を購入しましたので使用感を追記します。
・配線は1時間程度かかりました(車両次第だと思います)
・映像の画角は実用上で十分です
・付属のモニターはその大きさからも撮影範囲の確認程度
・パソコンで確認した映像は非常にきれいで見やすいです
・相手車両が停車していれば車両ナンバーは十分に把握できます
 走行中の対向車両のナンバーは映像が流れる中での判別が難しく、良いタイミングでの映像停止に苦労します。
 (擦れ違う対向車両のナンバー判別が必要になる場面はないと思います)
・光が多少でもあれば、浮かび上がるように周囲の映像が記録できています
・衝撃感知の感度は非常に優秀です
 最大感度では走行中の突き上げに反応して映像をロックします。(車両次第だと思います)

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