紛失防止タグの代表格、TileProを購入しました。電池交換版のなかでも、通信距離が120mに強化された現行最強版です。
Tile製品は現行ラインナップの中でも通信距離が変わります。
Tile製品を付けた貴重品を紛失した際、他のTileユーザが見つけてくれる(検知してくれる)機会は通信距離によって変わります。執筆時点において通信距離が最強であるTileProを選ぶのは必然かと思います。
※通信距離は周囲の状況(環境)や、ご自身とであればお使いのスマートフォンによっても変化すると思います。Tile製品の性能だけではない点に理解が必要です。
TileProでできることは、大きく分けて3つです。
1.スマホにインストールした専用アプリでタグ位置を表示
最後にアプリと通信した場所と時刻を知ることができます。
自分の行動と最後の通信場所を照らし合わせることで、おおよその紛失場所を特定することができます。
2.紛失設定により、同じTileユーザが検知したタグ位置の表示
紛失時は「見つかったら通知」設定をONにすることで、他のユーザのスマホアプリが検知した場所の通知を受けることができます。
専用アプリによれば自宅から半径10km程度の範囲に700名ほどのユーザがいるようです。検証のため家族が通勤で使用する車にTileを設置した結果、通勤先駐車場の位置情報を受け取れました。
利用者の多いTile製品なら、紛失時の早期発見にも期待できます。
3.Tile製品のロゴ部分は物理ボタンになっており、スマートフォンを鳴らせる
探す側のスマートフォンが見つからない場面においても、専用アプリをインストールしたスマートフォンを鳴らすことができるのは便利です。
※これ以外にも専用アプリから3,600円/年(または360円/月)の申し込みで、Tile製品から離れた場合の通知や、30日間の移動ログ(ロケーション履歴)サービスを受けることができます。
専用アプリ上でGoogleMapによる位置表示ができるのは分かりやすいです。示された場所付近で専用アプリ操作からTile内蔵のブザーを鳴らせば発見は容易でしょう。
なお、スマホ側では現在の場所把握のため位置情報サービス(GPS)のONが求められ、また電池セーブモード時には警告が表示されます。
前者は最後に位置把握できた場所(紛失した可能性が高い場所)の特定に役立ち、後者は専用アプリの完全動作の妨げになる可能性に配慮するものだと思います。
紛失時にも他のユーザが検知した通知を待つのなら、GPSはOFFで良いかもしれません。
Tile製品には形状や大きさ、電池交換の可否によるラインナップがあります。小型化に注力したボタン型、薄さに特化したカード型など、利用方法に合うものを選べます。
TileMate:通信距離60mの安価版、電池交換可
Tile Sticker:通信距離45m、ボタン形状の小型版、電池交換不可
Tile Slim:通信距離60m、カード形状の薄型版、電池交換不可
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