4Kモニターも数多く出回っていますが、文字は見難くないでしょうか?
ネット利用やドキュメント作業がメインであれば、4K(3840×2160)よりも解像度を落としたWQHD(2560×1440)がおすすめです。
文字の見やすさを優先するなら、4Kモニターは32インチを超えるサイズが必要になります。見やすい文字サイズを一定にした場合、情報量が多くなる分だけモニターサイズは大きくなります。
32インチを超えるモニターの場合、画面の端から端をストレスなく見渡せる位置に設置するには、デスク上に相応の奥行が必要になります。
※TVの場合、最適視聴距離は画面高さの1.5倍だけ離れた位置ですが、文字認識の点では若干近くて良いと思います。
私個人のパソコン環境は以下の状況です。
・机は奥行50cm
・モニターは27インチサイズで解像度WQHD
・目からモニター面までの距離は約60cm
⇒机手前に手首を預けるため、30cmほど離れて着座
・モニターの横で、13.3インチノートパソコンを使用
⇒27インチモニターより、パソコンのモニター面は10cm手前
この時の27インチモニターは、端から端までストレスなく見渡せます。
(キーボード位置や何気なく見やすい位置に着座している状況が、上記の距離になっています)
文字サイズも手前のノートパソコンのFullHD(1920×1080)表示より僅かに大きく見やすいです。
この27インチより画面サイズが少し大きくなる32インチまでが利用環境上で最大のモニターサイズ、文字認識の点でも解像度はWQHDまでとなります。
【Acer OmegaLine 31.5インチ WQHD】
メーカー:日本エイサー
品番:EB321HQUDbmidphx
◆おすすめポイントを3つ◆
1.32インチは、モニター最大化の許容範囲ギリギリ
画面横幅が72.6cm、および着座位置からモニター面まで60cm前後を確保する場合に、一般的な作業机であれば利用環境上で許容範囲ギリギリです。
2.WQHDの32インチモニターなら、文字サイズも十分
27インチでも文字サイズはストレス無し * ですが、モニターサイズの最大化を図るなら、更に視認性は良くなります。
( * 利用環境、個人の感覚によります)
3.コスパ良し
ゲームモニターのように一部特化した性能はないものの、高画質大画面のオメガラインモデルです。
突出して高性能ではないものの、基本性能も高めなのに同じWQHD製品の中では比較的お手頃価格です。
==
WQHDの解像度は4Kの2/3です。モニターサイズが同じ場合、4KではWQHDと比べて情報を詰め込むことになります(文字サイズが小さくなります)。
もし、インターネット上でのWeb閲覧、ドキュメント作業がメインなら、4Kで表示される文字や画像は小さく見難いかもしれません。
普段使いのモニターなら、文字サイズを十分に考慮し、必要な作業エリア(複数のウィンドウを開いておける領域、解像度)を確保してはいかがでしょう。
文字サイズ、モニターサイズを考慮した場合、WQHD解像度の32インチが最大のモニターサイズ、最適解だと思います。
※YouTubeなどの動画を全画面表示で鑑賞する場合には、モニターサイズが小さくてもリフレッシュレートの高い、ゲームモニターのような性能の4Kを選択するメリットはあると思います。パソコンの性能に見合ったものを選択することで、最大限の恩恵が期待できますね。 ※24インチサイズからのおすすめモニターはこちらでもまとめています。
コメントを残す