PowerDelivery対応と記載のあるUSB-Cハブは多いですが、まだまだ仕様面で不明瞭な製品が多いように感じます。
実際、ハブ経由でパソコンへの給電でどれだけの出力ができるのか。
製品の多くはハブに接続するPD対応充電器の出力ワット数を記載しているようです。実際はUSB-Cハブ自体が多少電力を消費するため、PD対応充電器の出力がそのままパソコン向けの出力になりません。
製品の仕様としてパソコン向けの出力ワット数が明記してあれば、購入前に判断できますし、そのようなメーカーも信頼できますね。
【Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD メディア ハブ】
メーカー:Anker
品番:A83800A1
◆ご紹介するおすすめポイントは3つ◆
1.パソコンへの出力は最大85W
最大100WのPD対応充電器を使用した際に、USB-Cハブ自体が15W程度消費するようです。85W出力であれば、一部の高性能ノートパソコンを除いて充電に必要なワット数のはずです。(お使いのパソコン仕様をご確認ください)
※個人的に使用中のノートパソコンへは最低60W程度の給電が必要です。悩ましいのはPD対応充電器からUSB-Cハブへの入力が最大60W、ハブ経由になると50W未満に落ちる製品が多いところです。。
2.外部モニターを2つ追加できる
HDMIポートが2つ付いており、Windowsノートパソコンであれば本体モニターと合わせ、3画面で別々の情報を表示できます。
使用できるモニターの表示領域が増えることでウィンドウの切り替えが減り、作業効率も上がりますね。
3.イザというときに有線通信ができる
1Gbpsイーサネットポート付きです。
Wifiが利用できない場面も少なくなっていますが、外出先など普段と異なる環境に備えることができます。
また、有線接続なら通信が安定するため、ご自宅利用でUSB機器接続のためハブを使用するなら、有線通信を検討してはいかがでしょうか。
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他社製品の購入者の中にはレビュー中に計測した出力ワット数を記載してくれる方もおりますが、できればメーカー側から製品仕様として明記していただきたいところです。
詳細な記載のない製品の中には、ノーブランド品、ブランドだけ変わっている安価な汎用品もあります。また、販売側に仕様を問い合わせしても「安価な製品なので」と無責任な返事しか得られないこともあります。(、、ありました)
Ankerというブランドの選択なら、製品仕様だけでない安心感も得られます。
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